トケイソウ科のつる性常緑多年草です。

３つに分裂した雌しべが、 時計の長針、短針、秒針のように見える 特徴のある花を咲かせます。

この時計の文字盤のような花弁に 針のような雌しべが、「トケイソウ」という名前の 由来です。

花の形状は、昆虫を誘うために発達したと考えられています。

トケイソウは、英名では 「 passion flower（パッション フラワー）」 と呼ばれます。

この「passion」は情熱の意味ではなく イエスキリストの受難の意を表します。

この花を「十字架上の花」と信じて キリスト教の布教に利用しました。

花の子房柱は十字架、３つに分裂した雌しべが釘 副冠は茨の冠、５枚の花弁と萼は合わせて１０人の使徒 巻きひげはムチ、葉は槍であると見立てたそうです。

ブロメリア第３段。本日は熱帯アメリカに分布し水をためる為の筒を持ったエクメア属のご紹介です。

こちらはヌディカウリス。葉裏の白×グリーンのボーダーが素敵です。トゲは黒く細かく規則正しく並び美しいです。

そしてこちらはギガンティア。今回入荷したブロメリアのなかで一番大きいサイズで60㎝程度あります。十分な存在感です。葉には光沢がありなめらかな印象で女性の様な曲線美を持っています。

昨日のブログに続きましてブロメリアのご紹介です。

本日はディッキア属の「ケスウィック」

ディッキア属は主に南米に分布する乾燥地系のグランドブロメリア。

交配種の作出も盛んで魅力的な作品が数多く誕生しています。寒さ、暑さに強くとても育てやすいのも魅力的です。入荷したケスウィックの葉の裏面は純白、トゲも白く力強く美しい個体です。